令和2年第6回豊見城市議会定例会が、2020年12月24日に開催された。
出席議員22名全員が集まり、様々な重要議題が討論された。
最も注目を集めたのは、議案第74号の豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止に関する提案であった。
反対討論が相次ぎ、特に新垣繁人議員は「サッカー専用施設の存続が重要」と強調した。彼は、以前からの利用者に対し畏敬の念を示しつつ、廃止の必要性について疑問を呈した。
一方で、賛成意見もあり、瀬長恒雄議員は条例の廃止に賛同し、「教育委員会による合理的な判断」と述べた。
さらに、行政の迅速な手続きが不可欠であると訴えた。
最終的に、議案第74号は賛成少数で否決された。その後、日常生活用具給付等事業の支援対象者を拡充する陳情や、令和3年度建物管理業務委託の入札に関する陳情が採択された。
生活支援の観点から、支給対象の拡大や企業の透明性確保が求められた。
最後には、議案第79号で第5次豊見城市総合計画の基本構想が可決される。山川仁市長は、その必要性を訴え、持続可能な発展を目指すと述べた。