令和元年5月15日、豊橋市議会が臨時会を開催した。
この日は重要な議事が目的となっており、36名の議員が出席した。
議長の選挙、会期の決定、副議長の選挙など、多くの議案が審議された。
まず、議長選挙が行われ、豊田一雄議員が36票の全てを得て議長に選ばれた。この結果は、議場の規則に則り、すべての有効投票が確認された。
豊田議長は就任の際、「市民の期待に応えられるようしっかりと議会が機能するよう取り組む」と強調した。
続いて行われた議席の指定では、全議員の議席が決定され、議事の進行がスムーズに行われるよう配慮された。また、会議録署名議員として本多洋之議員と芳賀裕崇議員が指名された。これに続いて会期は本日1日と決定された。
副議長の選挙では、堀田伸一議員が32票を獲得し、副議長に選ばれた。堀田副議長は、「豊田議長をしっかりサポートし、職責を全うする所存である」と述べた。
さらに、令和元年度豊橋市一般会計補正予算が審議され、493万4,000円を追加する内容となっている。本案は公営児童クラブの待機児童解消に向けての取り組みなどが含まれていた。
放課後児童対策事業についても議論が行われ、鈴木教仁こども未来部長は、夏休み限定の児童クラブモデル事業の実施について説明し、公営児童クラブの増設理由を説明。
質疑の中では、近藤修司議員や伊藤篤哉議員が児童クラブの運営や待機児童問題について質問。
特に、支援員の確保や熱中症対策などの安全対策に関する発言も多かった。
また、豊橋市市税条例の一部改正についても審議され、特に税負担の引き上げに関して様々な意見が出された。この改正は、国の法律改正に伴うもので、重税の懸念が指摘された。
最終的には、東三河広域連合議会の議員選挙も行われ、全会一致で各議員が選出された。議会は、市民の期待に応える様々な施策を導入する姿勢を示しており、市民福祉の向上が期待されている。