令和4年第5回尾張旭市議会定例会が開催された。
出席議員は16名であり、松原たかし議員とさかえ章演議員は欠席となっている。
議会運営委員長からの報告があり、8月22日及び29日に開催された委員会の内容が発表された。特に、会議システムの選定においてはコロナ対策の一環として新システム「モアノート」が決定された。
市長の森和実氏は、今回の議会で提案した案件について説明を行い、一般会計の補正予算を含む合計24件の議題を挙げた。
このうち、令和4年度一般会計補正予算案は、対策として物価高や新型コロナウイルスに対応するもので、歳入歳出予算については273億円余に対し、15億円の追加がされ、総額288億円余となる。
次に、令和3年度の決算認定について、監査委員の長谷川博樹氏が報告した。この報告によると、財政状況は健全であり、黒字決算であったことが強調された。具体的には、総務部長の若杉博之氏が市税収入の増加や支出内容についても言及し、財政基盤の維持を求めた。
また、慈善基金の運用状況も評価され、今後の歳入の確保や支出の適正化が必要であるとの指摘もあり、担当者は了承した。さらに、水道事業においては、経営の健全性が維持されていることが確認深められた。
このように、議会では市民の生活支援を意識した施策が練られ、時間内の円滑な運営が行われた。議会は新たな課題にも前向きに取り組む意向が示されている。
最後に議長の篠田一彦氏が、本日の会議をもって全ての日程は終了との連絡をし、散会した。今後の議会運営が期待される。