令和5年5月12日、蒲郡市議会臨時会が開催された。
議長選挙では青山義明議員が当選し、議会運営の円滑化に努めることを約束した。選挙では、有効投票20票中15票を獲得し、議会の信任を得たことが確認された。
また、議会は会期を4日間とすることを決定した。さらに、副議長には大須賀林議員が選出された。大須賀議員は、多数の支持に感謝し、議会の開かれた運営を目指す意向を表明した。
議案としては、納税条例の緊急改正や、損害賠償和解の案件が説明された。市税条例改正は、地方税法の変更に併せて行われ、軽自動車税や固定資産税の課税に関する特例が整理される。通常の議案のほか、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市民支援に加え、物価高騰対策のための補正予算案として、一般会計に4億6,687万円が追加計上される。具体的には、低所得世帯や子育て世帯への支援金が含まれている。
この日の会議では、全議案の説明が行われ、質疑は次回の会議に持ち越される形となった。この臨時会は、コロナ禍での発展を受けて、特別の注意を払って進行したが、議会の進展だけでなく、地域の感染状況にも配慮した形での運営が見受けられた。
最後に、次回は5月15日に開催される予定だ。議員全員が改めて出席し、さらなる審議を行うことが期待されている。