令和4年昭和町議会第1回臨時会が、令和4年5月10日に開会した。
この会議では、さまざまな財政に関する案件が審議され、重要な専決処分が承認された。
町長の塩澤浩氏は、承認第3号の専決処分について説明を行った。これは、地方税法等の改正に伴い、昭和町税条例の一部を改正する必要があるとのことだ。
また、承認第4号の令和3年度一般会計補正予算(第10号)についても説明が行われた。この補正予算は、ふるさと納税寄附金の増額や譲与税、国庫支出金の確定などを反映した内容であり、歳入では約1億6,484万円の増加が見込まれるとした。
塩澤町長は、「歳出では、記念品や委託料、放課後児童支援員等の処遇改善費用などを増額する一方で、一部の経費を減額する必要があった」と補足した。特に、記念品の製作に300万円を計上していることが強調された。
次に、承認第5号から第7号についても議論された。こちらは国民健康保険特別会計や後期高齢者医療特別会計の補正予算も含まれており、特に国民健康保険特別会計には税滞納分の見込みに関する調整が必要であると説明された。
会期は1日間で終了し、会場は盛況のうちに閉会されることが決定された。今後、これらの承認を受けて、町の経済支援対策が実施される運びとなることが期待される。
塩澤町長は、コロナ禍や国際情勢の影響を受けつつ、町民の生活の安全や経済活動再開の重要性を訴えた。