令和2年3月19日、昭和町議会第1回定例会が開催された。
この日、7件の議案に対する審査が行われ、すべてが可決される運びとなった。
予算審査特別委員会の田中博愛委員長は、「昨年度の実績を踏まえた議案中の可決について、慎重に審査を行った。」と述べた。
審査対象となったのは、主に一般会計予算や特別会計予算に関する案件であり、町民の生活に密接に関わる内容が含まれている。
具体的には、令和2年度昭和町一般会計予算については、地域振興や公共インフラの強化を目的とした支出が計上されている。
また、国民健康保険や介護保険に関する予算も審査され、地域の高齢化に対応したサービスの拡充が期待される。
議案第1号の町道30号線の橋台新設工事の請負契約についても報告された。
河住保茂産業厚生常任委員長は、「この工事は地域交通の安全確保に向けて重要であり、これにより町民の利便性が向上する。」と強調した。
さらに、議案第24号において、中央市・昭和町教育支援センターの共同設置に関する協議が行われ、より良い教育環境の整備についての議論が深まった。
会議の最後には、深川和彦会計管理者の退職に対する感謝の意が示された。
石原高明議長は、「長年にわたるご活躍に心から感謝し、今後のご活躍を祈念しています。」と締めくくった。