令和3年度9月御坊市議会が開会した。
議会では、予算案や条例改正など多岐にわたる議案が審議され、重要な情報が共有された。
市長の三浦源吾氏は、令和3年度御坊市一般会計補正予算第4号に関する提案理由を説明。新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立給付金支給のための経費が1,136万円追加され、総額は131億6,559万8,000円に達する。この補正には、早急な給付が必要な世帯への支援が含まれる。
さらに、第53号議案では御坊市個人情報保護条例の改正が提案された。これにより、デジタル社会の形成を促進するための法律整備に対応することを目的とし、特定個人を識別するための番号利用に関する法律が改正された。
また、第54号議案では、高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン接種に必要な経費が追加され、予算が134億7,749万5,000円に引き上げられることが語られた。
その他、令和3年度御坊市国民健康保険特別会計補正予算や介護保険特別会計補正予算も審議される。財政的な健全化を図るため、資金不足比率の報告も行われた。
市長は今後の審議に向け多くの協力をお願いした。