令和4年3月29日、幹事長会議が開かれ、重要な議題が取り上げられた。
特に、厚生委員会の開催についての報告があり、事務局次長の槇口勝巳氏が詳細を説明した。厚生委員会は、政策提言に係る調査事項の調査を行い、閉会中継続調査の申し出を追加する予定である。また、議会運営委員会の終了後に開催されることが予定されている。
この中で、比留間幹事長から厚生委員会設置の背景について質問があった。槇口氏によると、調査権限があったため、前回の全員協議会終了後にこの開催が決定したとのことだ。しかし、伊藤幹事長は、今回の開催が従来の慣行に反し、特例として扱われるべきであるとの見解を示した。
さらに、百条委員会の設置についても言及がなされ、吉本幹事長が意見を述べた。同委員会の設置は、全員協議会で取り上げられた案件に関わるものであり、極めて慎重に議論を進める必要があるとされる。特に、厚生委員会が既に調査している案件について、百条委員会で重複して調査することに関する懸念が示された。これに対し、議会事務局長の斎藤武史氏は、委員会の議題は明確であり、重複の意図はなかったと応じた。
また、伊藤幹事長は、（仮称）まなびの森保育園が開園予定の園庭面積の縮小問題についても懸念を表明した。市が発表した報告を踏まえ、調査特別委員会を設置し、調査を行う方針が確認された。議事の内容には、市民に対する報告が含まれる必要があるとの意見もあり、開催の透明性確保が求められている。
参加者の間では、厚生委員会と百条委員会の関係性についての議論が続き、各委員会の役割分担について明確にすることが重要であるとの意見が多く寄せられた。特に、百条委員会が調査を進める際の法的な側面も考慮され、慎重な対応が求められていることが再確認された。