令和6年6月4日に昭島市で開催された建設環境委員協議会の中で、主に五つのテーマについて報告が行われた。
まず、令和5年度の市ごみ量については、ごみ対策課長が家庭ごみと事業系ごみの量を報告した。
家庭ごみは合計2万2486.2トンで、全体の排出量は前年度比1067.4トンの減少を記録した。
これに関連して、同課長は「新型コロナウイルスの影響で増加したが、その後着実に減量が進んでいる」と強調した。
続いて、令和6年度の多摩川クリーン作戦の実施状況についても報告され、計1829人が参加し、前年度比8.4%の増加を示した。
管理課長は「多くの方のご参加で、収集量は1400キロと大幅増となり、天候にも恵まれた」と述べた。
また、工事請負契約について下水道課長が報告を行い、契約金額が1億6346万円の工事について説明した。
契約相手は株式会社飯和建設で、工事期間は令和6年4月から令和7年3月までである。
さらに、玉川上水南側地区に関する都市計画について都市計画課長が報告し、素案説明会の開催状況についても議論された。
参加者の意見を受け、その後も意見を受け付けていくことが報告された。
都市計画課長は「市民の意見を踏まえた地区計画の策定を進め、地域の環境保全へとつなげていく」と述べた。
最後に、令和6年第2回定例会に提案予定の議案等についても報告され、全体で6件の報告案件があることが明らかになった。
議論においては、特に市民の意見への対応の重要性が再確認され、多くの市民が参加する行事についての関心の高まりが感じられた。
この協議会は、今後の市政運営にとっても重要な意義を持つものである。