令和4年2月15日に開催された建設環境委員協議会では、環境に関する多くの重要な議題が取り上げられた。
最初に、環境緑花フェスティバルについての報告があり、環境課長が開催時期の決定について説明した。昨年まではCOVID-19の影響で開催が見送られ、今年度は4月の開催が困難とされる中、秋の開催を含む検討が行われることが強調された。
次に、昭島市一般廃棄物処理基本計画の素案に関するパブリックコメントの結果が報告された。6名の市民から寄せられた意見に基づき、計画が見直される流れであることが述べられ、特にごみ減量化に関する施策についての意見が多かったことが強調された。
さらに、ジモティーとのリユースに関する協定締結についても議論された。ごみ対策課長は、不要品を譲渡する選択肢を提供し、ごみ削減を目指す取り組みを強調した。全国で37の自治体が連携しており、多摩地域での他市の成功例も紹介され、今後の市民を対象とした周知活動が期待されている。
多摩川クリーン作戦の中止については、過去2年同様の理由で、参加者が2000人以上に上る中止の決定があった。市職員による清掃活動では、予想より少ない量のごみが回収されたが、地域の美化意識の高まりが背景にあるとの見解が示された。
また、昭島都市計画道路の整備スケジュール変更についても報告され、JRとの協議により施工期間が約7年と提示される中で、完成予定が令和12年度にずれ込むことが明らかとなった。
水害ハザードマップの配布計画も決定され、市全戸への周知が進められることが発表された。内水による浸水リスクに関する情報提供が行われ、特に浸水が懸念される地域の住民への啓発活動が重視されている。
さらに、中神駅北側地域整備計画についての展示説明会が開催されることが報告され、地域住民とのコミュニケーションが図られる方針が示された。このように、本協議会では環境と公共福祉に関する多くの重要な方針が協議され、今後の実施に期待が寄せられている。