令和5年12月11日、大田原市議会は第5回定例会を開会した。
この議会では、議長の選挙が行われ、菊池久光議員が議長に選任された。投票の結果は、出席した21名の議員のうち、菊池議員が20票、秋山幸子議員が1票を受け取った。新議長の菊池議員は、「議長に選任され光栄」とし、議会運営の円滑化に努める意向を示した。
また、副議長には中川雅之議員が選任された。彼もまた、「議長を補佐し、大田原市議会の発展に寄与する」と述べた。議長、副議長の選任と合わせて、議席の指定も行われ、貴重な役職が新たに結成されたことが強調された。
この定例会に付議されるのは、多数の議案や報告を含むもので、会期は12月25日までの15日間となる。議会運営委員長の櫻井潤一郎議員が報告を行い、議案の提出に関する具体的な日程を示した。特に、一般質問の通告者が10人いることも念押しされた。
最後に、那須地区広域行政事務組合及び消防組合の議員選挙も行われ、前野良三議員、君島孝明議員、菊池久光が当選した。議会の運営が成功裏に進む中で、今後の行政課題として、財政問題や人口減少についても議員たちの関心が寄せられた。