令和3年第3回大田原市議会定例会が9月6日、開会した。
本会議では、会期の決定が行われ、9月6日から9月17日までの12日間とすることが承認された。
これにより、県から提出された報告8件、議案16件、及び市議会に提出された陳情1件が審議されることとなる。
議会運営委員長の君島孝明氏は、会期についての報告を行い、今後の会議日程や各議案の上程手順について簡潔に説明した。
その中で、一般質問者は10人、議案については特に人事案件2件については即決する意向が示されたことが強調された。
第3日目である9月8日は議案調査のため休会となり、続いて第4日目から議案に関する質疑や討論が行われる予定だ。
また、会議の中で市長の専決処分事項の報告が複数上程され、道の損傷による車両損傷事故に関連する報告が特に目立った。
大豆生田春美議員は、事故の原因を確認し、再発防止のための対策を求める質疑を行った。
その後、建設水道部長の加藤雅彦氏は現地の検証を約束し、今後の対応を検討する意向を示した。
さらに、議案の中には、令和3年度の補正予算や人事案件も含まれており、これまでの議会との関係性を考慮し、慎重に審議が進められている。
議案第70号では新型コロナウイルス感染症対応を含む様々な経費が補正され、計画の透明性と迅速さが求められているが、議員からも質問が続出した。
最後に、陳情第3号が総務常任委員会に付託され、今後の対応が世間の関心を集める形で、議会は終了した。