令和6年2月19日、高島市議会の臨時会が開催され、重要案件が多く議論された。
冒頭、福井正明市長が能登半島地震の犠牲者に黙祷を捧げ、被災者への支援活動について説明した。市長は、発災直後から消防本部の隊員や医療チームが救助活動にあたったと感謝の意を示した。
本臨時会では、専決処分の報告が2件行われた。報告第1号は、環境センターでの物損事故に関連し、損害賠償の処理について提案された。報告第2号では、公用車が他車と接触した際の損害賠償額の決定がなされた。これらは市民に対する責任感を示すものである。
また、議長高木広和氏が辞職願を提出し、承認された後、議長の選挙が行われた。結果、廣本昌久氏が新議長に選出され、議長としての心得を語った。彼は市政の発展と住民福祉の向上を目指し、議会の責任を果たす意志を表明した。
副議長の選挙も実施され、早川康生氏が当選し、議会運営への協力を求めた。これらの人事異動が議会の運営方針に大きく影響することが期待される。
さらに、万木豊議員に対する議員辞職勧告決議が提出され、理由として政務活動費の不正受給があげられた。議会が一体となり倫理感を重視する姿勢を示した。
最後に、閉会中の委員会活動に対する出張命令が了承され、一連の課題解決に向けた動きが続くことが示された。多くの議題が議論され、有意義な会議が進行したことが評価される。