久喜市における教育環境の取り組みに関する重要な質疑が行われた。
丹野郁夫氏は、まず学校トイレの清掃について問題提起し、老朽化した校舎のトイレ清掃の現状を踏まえた考え方を問うた。特に、清掃の主体が誰であるべきか、教職員や児童生徒、保護者が清掃を行うことの是非について考えを求めた。さらに、業者への外部委託の有無や、年に1回程度の清掃を業者に委託する計画についても質問した。
続いて、県道久喜騎西線バイパスの整備計画と進捗についての質問に移った。丹野氏は、先日の県道久喜騎西線バイパス建設促進期成同盟会の会合を受け、整備計画の見通しや接続箇所について具体的な説明を求めた。特に、市道鷲宮51号線のバイパスへの接続に関して、見解を確認した。
さらに、義務教育学校の地域住民理解度についても言及した。鷲宮西中学校を統合し義務教育学校とする計画が決定されているが、周知が不十分な現状を指摘した。地域住民への丁寧な説明が必要とされる中、教育委員会の対応を求めた。
これらのテーマは、地域の教育環境改善やインフラ整備に対する市民の関心を反映したものであり、さまざまな利害が交錯する問題である。今後の具体的な方針や取り組みが注目される。