令和3年5月の吹田市議会定例会が開催され、主要な議案が審議された。
特に注目を集めたのは二つの監査委員選任議案である。
議案第68号では、後藤圭二市長が提案した橋本潤氏の選任について、市長は「適任と考え提案した」として賛同を呼びかけた。
これに対して、議会での異議はなく、無事に通過した。
同様に、議案第69号の柿原真生氏の選任も認められ、議会の全会一致で支持された。
これにより、吹田市の監査委員が新たに補充されることとなり、市の財政管理強化が期待される。
会議ではまた、常任委員会における所属変更や追加選任が行われた。
議長が指名した結果、各委員会の委員が新たに構成されることが確認された。特に財政総務常任委員会の委員に池渕議員や後藤議員が加わったことは注目される。
さらに、議会運営委員会の委員長に後藤議員が任命されるなど、運営体制の強化が図られた点も重要である。
議席の配置については、新型コロナウイルス感染防止策が講じられ、間隔を空けた座席配置が求められていたが、これも異議なく進行された。
これらの決定を経て、議長からは次回の会議予定が発表され、議会は閉会した。