令和5年11月27日、浦添市議会の臨時会が開かれた。
この会議では、地方自治法に基づき、議員提出の水道料金改定に関する意見書及び決議案が審議された。特に、沖縄県企業局から提案された水道料金の改定案が、住民及び事業者に与える影響が懸念されている。
提案者である濱崎早人議員は、経済全体への影響を最小限にするために、値上げ幅の縮小を求めている。議員は「料金算定の各費用を精査せよ」と要請し、燃料費の高騰分に対する補助を増やすよう呼びかけた。
また、改定時期については、受水事業体の意見を反映し、令和7年度以降に先送りすることも提案されている。住民の生活を守るために適切な配慮が必要であるとの認識が示された。
会議では、これらの議案が討議され、質疑が行われた後、両案が原案のとおり可決された。議長の比嘉克政氏は「慎重なる御審議の上、御議決いただきますようお願い申し上げます」と述べて締めくくった。
なお、臨時会は1日間の会期で行われ、全ての日程を終了し午前10時14分に閉会された。今後も水道料金改定に関する議論が続くことが期待されている。