令和6年5月16日、北谷町議会の臨時会が開催された。
出席した議員らは、様々な議案について活発な審議を行った。
主な議題として、税条例の改正や水道関連の条例の変更が挙げられた。
渡久地政志町長は税条例改正の必要性について説明した。令和6年度能登半島地震災害への対応のため、被災者の負担軽減措置や、定額減税が盛り込まれることを強調した。これにより、税の負担が軽減され、町民の生活が安定すると期待されている。
この改正について、高安克成議員は専決処分の在り方に疑問を持ち、議会での審議を重視するよう訴えた。税務課長の宮里泰明氏は、時間的余裕がなかった理由を説明し、近隣市町でもこの処理方法が一般的であると述べた。
さらに、国民健康保険税の改正についても町長に説明が求められた。与儀司住民福祉部長は、課税限度額の見直しや、軽減措置の拡充について詳細を述べ、住民の生活を守るための施策であることを明らかにした。
また、パラシュート降下訓練に関する抗議決議が可決され、照屋正治議員は訓練の継続に強い遺憾の意を表し、しっかりとした市民の声を行政に伝える必要があると強調した。
本臨時会の結果、承認された議案や決議が、町民により良い生活環境をもたらすことを期待する。北谷町議会は、引き続き住民の意見を重視し、地域発展に貢献する姿勢を貫いていく考えを示した。