令和2年第6回高梁市議会が臨時会を開催され、多くの重要な議案が提案された。
まず、会期は本日1日と決定した。この決定は、提出された議案の迅速な審議を目的としている。
市長の近藤隆則氏は、議案第86号「専決処分の承認」を提案した。この議案には、12月までの間に雇用調整助成金の特例措置に基づく市独自の雇用安定助成金の延長が含まれる。
総務部長の佐藤仁志氏は、議案の詳細について補足説明を行った。地元企業への助成金が52社に対して支給されており、約1,300万円となっていると報告した。
市の感染症対策についても触れた。新型コロナウイルスの影響により、感染者数は増加しているものの、高梁市内での新規感染者数はこの数ヶ月確認されていないと近藤市長が強調した。
議案質疑では、石部誠議員が助成金の支給件数や金額について知りたいと問いかけた。大福範義産業経済部長は「52社に対して」と答えたものの、相談件数については情報が不明なことを明らかにした。
その後、議案は慎重に審議され、委員会付託案件が上程された。総務文教委員会と産業経済委員会からの報告は全員一致で承認された。
さらに、高梁市の選挙管理委員及び補充員の選挙も行われ、議長による指名を受けて決定された。最終的には、教育委員会委員の再任についての同意も得られた。
閉会時には、近藤市長が今後の計画や新法制定に向けた準備についても言及した。今年の12月には通常の定例会が予定されているため、その準備も進められる。