令和元年第2回軽井沢町議会定例会が、12月12日に開催された。今回の会議では、計14件の議案が審議され、全て原案通り可決された。
最初の日程では、議案第70号の「成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係条例の整備に関する条例の制定」についてが討議された。総務常任委員会の遠山隆雄委員長は、「本委員会に付託された議案は、審査の結果、原案通り可決いたしました」と報告した。
続けて、議案第71号から第73号にわたる軽井沢町の各種条例の改正案も可決され、特に軽井沢町水道事業給水条例の一部改正が重要なテーマとして取り上げられた。住民の水道料金に影響を及ぼす内容であるため、慎重な審議が求められた。
また、教育と保育に関する基準を定める議案第74号も可決され、今後の子どもたちの育成に寄与する施策として期待が込められました。
さらに、令和元年度の各特別会計補正予算が続けて議題に上がり、各常任委員長による審査報告が行われた。予算決算常任委員会の押金洋仁委員長は、「全議案が異議なく可決されました」と述べ、予算案の重要性を強調した。
一方、陳情第6号は不採択となり、日本政府に対する意見書の採択を求める内容であった。遠山隆雄総務常任委員長は、不採択の理由を「陳情の趣旨に沿いかねる」と説明し、審査は慎重に進められたことを示しました。
この議会では、町長の藤巻進氏が挨拶を行い、今年の施策の成果を振り返った。今年は町長選挙を経て、再び町長としての重責を担う決意を述べ。「幸せ社会の構築や美しい景観を守りながら、軽井沢のさらなる発展を目指していく」と未来へのビジョンを示した。