令和元年9月12日、宇治田原町議会は定例会を開催した。
この会議では、令和元年度の補正予算に関する三つの議案が審議された。
議案第27号から第29号まで、すべて全会一致で可決されたことが報告される。
最初に取り上げられた議案第27号、一般会計補正予算について、予算特別委員会委員長の藤本英樹氏は、「幼児教育・保育無償化に関する国からの支援が必要になる」と述べた。
その財源として、国は消費税率の引き上げに伴う増収分を充当するという見解を示している。
次の議案である議案第28号、介護保険特別会計補正予算については質疑がなく、全会一致での可決が確認された。
続けて、議案第29号の水道事業会計補正予算についても特に質疑がなかったことを受け、全会一致で可決となった。
議長の谷口整氏は、採決に際し、議案に対する委員長の報告を支持する意向を全議員に求めた。
挙手による採決は全員の賛成が得られ、いずれの議案も可決された。
会議は予定通り進行し、質疑や討論が行われなかったため、議題を円滑に終えることができた。
議長は次回の会議の日程について、今月の9月27日を予定していると説明し、散会となった。
議会の業務が整然と遂行される様子が伺え、住民へのサービス向上に向けた取り組みが続いていることが強調された。
今後も地域のニーズに応えた施策が期待されている。