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京都市会、インボイス制度の実施延期を求める請願可決

京都市会は7月特別市会でインボイス制度の実施延期請願を可決。住民の声を反映した請願も審議。
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令和5年7月4日に開催された京都市会の7月特別市会では、複数の重要な議題が審議された。

特に、請願審査に関する議論が注目を集めた。まず、山田こうじ議員(日本共産党京都市会議員団)は、インボイス制度の実施延期を求める請願について意見を述べた。現在、物価上昇に伴う経済状況が厳しい中で、インボイス制度が新たな税負担を事業者に強いることが問題視されている。山田氏は、161万社が課税対象になれば、平均で約15万円の負担が増すと指摘し、地域経済への影響を懸念した。

続いてとがし豊議員(日本共産党京都市会議員団)は、左京区松ケ崎のかんぽ生命事業所跡地における大規模開発計画に対する請願を採択すべきと訴えた。計画されている高さ15メートルのマンションが地域の住環境を圧迫するとの声が多く寄せられている。地域住民からは「空が小さくなり、閑静な住環境が損なわれる」との懸念が示された。とがし議員は、請願書が住民の切実な思いを反映していると強調した。

議会開催日
議会名令和5年7月京都市会第1回定例会
議事録
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