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京都市会、地球温暖化対策条例の改正など36議案を可決

11月30日、京都市会定例会で36議案が可決され、京都市地球温暖化対策条例の改正や教職員給与見直しが承認された。
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令和2年11月30日、京都市会は定例会を開催し、重要な議題が取り上げられた。

今回の会議では、様々な条例改正や予算案が審議された。特に、教育福祉委員会からの請願審査結果や、京都市地球温暖化対策条例の改正についての報告がなされた。

平山たかお議員は、議第168号及び議第175号について、66名の委員をもって構成する予算特別委員会の設置を動議した。動議は成立し、議会の合意により委員会は設置され、慎重な審議が求められることとなった。

また、井上けんじ総務消防委員長は、議第169号から171号の報告を行った。議第169号では市会議員の期末手当の引き下げが提案され、支給月数の減少が国の指定職職員に準じて行われることが説明された。また、議第170号では市長や副市長の給与も同様に引き下げる方針が伝えられた。

特に、新型コロナウイルス感染症の影響により、財政が厳しさを増している中での人件費の見直しの必要性が指摘された。宇佐美賢一議員は、地域経済への影響を懸念しながらも、原案への賛成を表明した。

この他にも、教育福祉委員会の報告を受けた議第172号では、教職員の雇用形態に応じた給与規定の見直しが行われ、全会一致で可決される結果となった。

今回の定例会では、京都市の財政状況を背景に、合理的な人件費管理や地球温暖化対策が浮き彫りになった。市議会は今後、これらの課題に向けてさらなる審議を重ねていく必要がある。

議会開催日
議会名令和2年11月京都市会定例会
議事録
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