令和6年3月定例議会において、議員間の活発な討議が図られる方針が示された。
具体的には、実際の議案審査をテーマとした議員間討議を試行し、その結果を次回に活かすことが決まった。これにより、議会の議論がさらに活性化される期待が寄せられている。
また、会派勉強会においては、令和6年度の実施方法が協議された。各会派が事前にテーマを提示し、その課題に基づいて意見交換を行う方式が採用される見込みである。テーマは部局ごとに1つに制限され、資料の提出は原則求めない方針が確認された。
次に、議会のICT化に関する協議では、インターネット中継の実施について各会派の意見が一致せず、従来通りの運営が続くことになった。ICTの活用は議会の透明性を高める重要な施策であるが、合意形成が難しい現状が浮き彫りとなった。
さらに、常任委員会の所管事務調査におけるルールの見直しが行われた。この結果、提案内容や視察都市の決定は各常任委員会が担当し、調査項目についてヒアリングを実施する形式が確認された。また、視察報告書は各委員が個別に提出することや、委員長報告においても意見を整理する方針が示された。
加えて、所管事項に関する質問や新規協議課題については次回協議が行われる。また、次回の定例会は4月10日(水)に設定され、午後1時30分から開催されることが決まった。議会の運営や実行性が一層向上することが期待される。