令和元年12月6日、中島村で第4回議会定例会が開かれた。村長の加藤幸一氏は、台風19号による甚大な災害の影響を踏まえ、復旧に全力を尽くすと述べた。
被害の詳細が報告され、住宅の浸水や道路の損害が深刻であることが伝えられた。「約4億2,000万円」の被害額が発生し、農業も多大な影響を受けている。地元の議員がこの問題への関心を強調し、支援を求めた。
続いて、議日程が発表され、まず会議録署名議員として小室重克氏と小林均氏が指名された。次に、会期が12月11日までの6日間に決定されたことが確認された。
行政報告では、加藤幸一村長から、台風の影響で避難所が開設され、避難者数29名が確認されたことが報告された。農作物の被害についても言及があり、シクラメンなどの家庭用作物に約2,257万円の損失が発生したとのことだ。
また、議案の上程についても説明が行われ、17件の議案が提案された。台風被害に関連する補正予算などが含まれており、迅速な対応を求める意見が出された。
村長は、農業の復興に向けた具体的な取り組みとして、稲わらの除去や災害復旧事業について言及した。今後の施策として、地域振興や地域の持続可能性に向けた支援が重要であると強調した。
会議の終わりに、村議会は次回会議を12月10日に開催することを決定し、散会した。議員たちは今後の課題に真摯に向き合っていく姿勢を示した。