令和3年4月26日、印西市で全員協議会が開催された。議題は、会派の結成状況や常任委員会の選任など多岐にわたった。議長の板橋睦氏は、任期満了に伴う変更について各議員の同意を求めた。
まず、会派の結成状況についてが取り上げられた。議長は資料に基づいて現状を報告し、「前年度と変更はありませんでした」と述べた。出席議員からは異議がないとの回答があった。
次に、常任委員会の選任に関する議題に移った。各会派の代表者が順次希望を報告し、総務企画常任委員会には7名の希望が集まり、文教福祉常任委員会は8名の希望があった。議長は、「人数調整が必要」と強調し、文教福祉から建設経済へ転籍する議員が出たことも報告した。これにより、各委員会の人数が整った。
その後、議会運営委員の選任も行われた。確認の結果、各会派から計8名が選出され、「異議なし」という声が続いた。市議会の機能を維持するため、各議員の役割が重要とされる中、議会だより編集委員会の運営や、附属機関の委員選任についても言及された。
さらに、自然休会に関する申合せ事項が提案され、金丸和史議員が「自然休会を定義づけるべき」と意見表明した。議長は、この提案を議会運営委員会に付託する考えを示した。
会議終盤には、今年度の行政視察についての方針が説明された。議長は、新型コロナウイルス感染予防対策を考慮し、視察を自粛する意向を議会全体に伝えた。
最後に議長が、時間管理や適切な手続きを守るよう呼びかけ、全員協議会は終了した。議員間の連携強化や、議会運営の透明性を高める重要性が改めて確認される内容となった。