令和3年9月、銚子市議会の定例会が開催され、重要な議案が議論された。
主に予算補正案や教育委員会委員の任命が扱われ、特に新型コロナウイルス感染症の影響が強調された。
市長の越川信一氏は、最近の感染拡大について報告し、告知や啓発活動を行っていると述べた。
7月と8月ではそれぞれ123名、260名の感染者が確認されており、急激な感染拡大が続いていることが懸念されている。
銚子市では、緊急事態宣言が発令されており、公共施設の利用制限や感染防止対策が講じられている。
市民への協力も呼びかけており、ワクチン接種の進展についても言及された。
65歳以上の高齢者の75%が接種を完了し、今後は16歳から49歳までの接種が始まる予定である。
会議において、銚子市教育委員会委員については、八角憲男氏の後任として藤本一雄氏が指名され、全会一致で同意された。
藤本氏は、教育行政の振興発展に尽力する意向を示した。
また、2021年度の補正予算(第3号)が提案され、特に新型コロナウイルスに関連する事業が多く盛り込まれている。
新型コロナワクチン接種事業では、今後可決されれば、さらなる体制強化が期待される。
法律改正に伴い、銚子市住民投票条例の一部改正や、使用料及び手数料条例も改正が提案され、円滑な行政運営を図る方針が確認された。
議論を経て、各議案の審議は続いていく見通しとなっている。