令和5年12月22日、我孫子市議会の定例会が開催された。
新たに20年の永年勤続表彰を受けた内田美恵子議員が感謝の意を示し、教育や福祉の課題について今後の尽力を誓った。 また、議案訂正について、星野順一郎市長が議案第11号の内容を変更する必要性について詳細に説明した。振り返ると、両者の発言は我孫子市の状況を表す重要な要素となった。
議案第11号は議会によって承認された。続いて、議案第1号から19号までの総括審議が行われ、各委員長が報告を行った。特に、総務企画常任委員会の木村得道委員長は、職員給与や個人情報の管理に関する条例の改正を報告。議案は全て原案通り可決された。
次に、教育福祉常任委員会の内田美恵子委員長が7件の審査結果を発表し、全ての議案が承認されたことを伝えた。特に、加齢性難聴者のための補助制度創設を求める請願が採択されたことが注目された。この請願は、高齢化社会における重要なニーズに応えるものであった。
その後、環境都市常任委員会の山下佳代委員長が、環境問題に関する意思決定が多くの支持を受けていることを強調し、地域の環境保全に向けた取り組みに対する評価が得られていることを報告した。
続いて、予算審査特別委員会の澤田敦士委員長が、一般会計補正予算の総額に関する提案をし、全体が合意の下、可決された。
最後に、人事関連の議案第20号と第21号が議題に挙げられ、議会の同意を得て監査委員と教育委員会委員が選任された。議長の早川真氏は、議会の運営を統括し、議事進行をスムーズに進めた。
これにより、議会は全ての議案と陳情を採決し、無事に閉会を迎えた。今後、我孫子市が抱える様々な課題に対してどう対応していくのか、議会の動向が注目される。