令和元年の第2回豊川市議会臨時会が開催された。
主要な審議事項には、小坂井庁舎の解体工事請負契約が含まれている。今回の契約は交流会館の整備に伴い必要とされ、工事の詳細が説明された。解体工事は鉄筋コンクリート造の4階建てで、延べ床面積は3,623平方メートルに達する。契約金額は1億6,610万4,000円で、岡田建設株式会社が落札した。
飛安毅財産管理監は、落札金額が予想価格の95%に当たることを明かし、会議での質疑も交えた。中村直巳議員は、落札の確率が高いとして驚きを示し、解体工事が完了した後の交流会館の建設工事についても関心を寄せた。
解体工事のスケジュールも提示され、解体後に続く交流会館の建設工事が近々始まるとのこと。工事は、建築や電気設備の各工事に分けて入札が行われ、次回の定例会での議決を経て契約が締結される。工事完了は令和3年1月末を見込んでおり、供用開始の時期も早められるように調整が進められる見通しだ。
この議案は、異議がないとして速やかに可決された。議会は本件の重要性を確認し、解体後の交流会館建設が地域に与える影響について審議を続ける意向を示した。