令和5年9月5日、与那原町で行われた第3回定例会では、令和4年度の各種会計決算が審議された。議題には一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、下水道事業会計、水道事業会計の各決算が含まれている。
町長の照屋 勉氏は、一般会計の歳入歳出決算を報告し、歳入総額は8,993,421,650円、歳出総額は8,637,922,361円となった。歳入歳出差引額は355,499,289円で、翌年度繰越額は18,137,385円。実質収支額は337,361,904円に達している。また、一般会計の歳入状況は97.1%の収納率を維持しており、町税の収納率は98.8%と高い水準を示している。
次に、国民健康保険特別会計の決算については、加入者数の減少が継続していることが懸念される中、収納率は96.51%であり、滞納分は38.17%となっている。昨年度と比較して、加入者が140人減少したことが報告された。事業所の収入条件は改善しているものの、予算額に対して収納が十分でないため、今後の対策が求められている。
後期高齢者医療特別会計については、被保険者数は1,817人で、加入率9.2%と前年度よりも増加したが、依然として課題が残る。歳入総額は163,482,775円、歳出総額は162,140,143円であり、翌年度繰越金は1,342,632円。