令和5年度宇部市議会定例会が始まり、市長の施政方針演説が行われた。
篠﨑 圭二市長は、令和5年度の施政運営と当初予算の概要を述べた。コロナ禍の影響や物価高騰に対応する重要性を強調し、市民生活の安定化を最優先に取り組む姿勢を示した。
その中で、2023年度の一般会計予算は699億4000万円となっている。これにより子どもや産業の育成、地域の活性化に向けた施策を実施することを明らかにした。特に、子ども・子育て支援に重点を置き、保育料無償化や医療費助成が行われる。
また、市内の経済支援として、プレミアム付商品券の発行やエネルギー価格高騰への対策が予算に含まれた。市長は、今回の予算が地域経済を活性化し、経済の足腰を強化することを見込んでいることを述べた。このような施策は、人口減少による地域の持続的な発展には欠かせないものである。