令和4年3月4日、萩市議会において、山陰道の大井・萩道路および益田・田万川道路に関する進捗状況が報告された。
大井・萩道路は令和3年4月に新規事業化され、現在は測量や地質調査が行われており、今後、詳細設計が完了し次第、地域住民への説明会が開催される予定である。
益田・田万川道路についても同様の進捗が報告され、同じく詳細設計を進めている。
また、市道の不具合通報システム「はぎなび」が昨年4月から運用されており、運用開始後の通報件数は合計51件。このうち49件が対応済みで、スムーズな市道の管理が進められているという。
離島の火災出動が求められる事態についても報告。特に見島では、地域連携の重要性が強調され、消防団の活動や自衛隊の協力が不可欠であるとのこと。
令和3年成人式についても議論が交わされた。市民の期待に応え、簡素でもいいので開催を検討すべきという声が多く寄せられた。特に、成人という節目を祝う機会を提供することが求められた。
最後に、都志見病院の資産査定業務についても言及があり、その透明性や選定基準が問われた。この事業の受託者が決まった現在、その経過や選定理由について市民への説明が求められている。
全体として、市議会の議事において、様々な課題が提起され、議員たちはそれぞれの意見を交えながら、萩市の未来について真剣に考えている様子が窺われた。特に、新型コロナウイルスの影響を受けつつも、透明性を持った市政運営が求められている。