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和歌山市議会、ウクライナへの軍事侵略を非難する決議を全会一致で可決

ウクライナ侵略に抗議する決議案が全会一致で可決された。戸田正人氏が新議長に選出され、公共の福祉に向けた協力が求められる。
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令和4年2月定例会は、和歌山市の議会で重要な決定が下される場と捉えられている。

本日、議題に上がったのは議長辞職や新議長選挙、副市長の選任、ウクライナに対するロシアの軍事侵略に関する決議案など多岐にわたる。

まず、議長の吉本昌純氏の辞職問題が取り上げられた。副議長の薮浩昭氏は、この辞職願が提出されたことを報告した。議場では、「吉本昌純氏の辞職を許可することに異議なし」との声が上がり、辞職が決定した。新議長の選挙も行われ、戸田正人氏が全議員の支持を得て、次期議長に選出された。戸田議長は、「誠に光栄である。市民から信頼される開かれた議会を目指す」と述べた。

続いて、副市長の選任が議題に挙がった。市長の尾花正啓氏は、越智健吾氏を副市長に選任する理由を説明し、「適任と思われる」と強調した。議会の同意が得られ、越智氏の副市長就任が決定した。

さらに、ロシア軍によるウクライナへの軍事的侵略への抗議を表明する決議案が提出された。中谷謙二氏が提案し、決議案ではロシアの行為を強く非難し、恒久的な平和を求めることが求められた。全会一致で賛成が得られ、決議案が可決された。

また、議員派遣の件についても報告され、原案通りの決定がされた。議会運営に関する諸審査や調査も進められ、総務委員長、厚生委員長、経済文教委員長などによる継続審査の申出が行われた。

最後に市長の尾花氏が、ウクライナへの人道支援を行う意思を表明し、議会の協力を求めた。彼は、新型コロナウイルス感染症に対する取り組みを続け、さらなる前進が必要と述べた。議長から閉会の挨拶があり、令和4年2月定例会は無事に終了した。

議会開催日
議会名令和4年2月和歌山市議会定例会
議事録
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