令和2年鳴門市議会第2回定例会が6月10日に開催された。
市長の泉理彦氏は、新型コロナウイルス感染症への対応状況について報告を行った。緊急事態宣言が解除され、経済活動が再開する中、感染症対策の重要性が引き続き強調された。
また、議案として提案された内容には、令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第2号)や水道事業会計補正予算があり、経済活動の再開に向けた支援策が含まれている。具体的には、水道料金の減免や、保育従事者への応援給付金の支給などが挙げられた。
議案第3号では、鳴門市議会永年在職議員表彰が行われ、橋本国勝議員と野田粋之議員が25年の在職を祝われた。橋本議員は、過去のさまざまな課題を振り返りながら、自らの役割を果たしてきたことに感謝の意を示した。
新型コロナウイルス感染症の影響で経済が厳しい状況にある中、市民や事業者への支援策が早急に必要であるとの認識が示された。このため、専決処分としての補正予算案が提出された。
補正予算案の中には新型コロナウイルス関連の給付金や経済支援施策が盛り込まれており、特に水道料金の全額免除や灯油、給食費の負担軽減が想定されている。著しく厳しい消費状況が続く中、市の営業を維持する努力が求められる。
会期が6月30日までの21日間と決定したことも報告された。議会は一丸となって地域及び市民の生活を支える施策に取り組む姿勢を示している。