令和6年3月栃木市議会定例会が開催された。
今回の定例会では、報告第1号および議案第1号から議案第48号と認定第1号までの計50件が審議された。特に注目されたのは、一般会計の予算案に関する審議であり、市民の生活支援や次年度施策の詳細について市長が説明を行った。
市長の大川秀子氏は、前年の市政の取り組みを振り返り、子育て支援や地域活性化に力を入れていることを強調した。新型コロナウイルス感染症対策として提供した支援金や、物価高騰への対応が含まれる。また、地域振興や環境対策、公共サービスの充実を目指す施策が盛り込まれていることも伝えた。
最新の予算案は、一般会計740億9,000万円、特別会計372億1,133万5,000円で、両者を合計した全体予算は1,113億133万5,000円に達した。これには、地域の活性化や基本的な生活支援策が含まれ、特に台風や豪雨による浸水対策が重要視されている。浸水対策を含む各事業についても、市長が具体的な計画を示した。