令和5年2月17日に、塩谷町議会臨時会が開催された。
本会議では、3つの議案が提案され、審議が行われた。議案第1号は、「令和4年度塩谷町新庁舎第2期敷地造成工事請負契約の締結について」で、無事可決される見通しとなった。
町長の見形和久氏は、この議案の内容を説明した。新庁舎の周辺部での排水工事や駐車場の整備が含まれ、工事の円滑な進行と安全対策の重要性を強調した。町長は「必要な敷地造成工事の実施について、議会の議決を求める」と述べる。
議案第2号は、庁舎で使用する備品の取得に関するもので、鈴木修司庁舎建設準備室長は、約3分の1は旧庁舎で使える備品、残り3分の2は新たに購入する必要があると発表した。
議案第3号では、町の小・中学校に導入する電子黒板についての合意が求められた。学校教育課長の吉成伸夫氏は、今回の申請により、全ての普通教室と特別教室に整備が完了することを保証した。
多くの議員からは、購入費用に関する質疑が行われ、特に電子黒板の導入にかかるコストについて詳細な説明が求められた。質疑に応じ、吉成氏は「今回の導入で全ての教室に対応する」と応じた。
最後に、採決が行われ、議案第1号から第3号まで全てが賛成多数で可決された。議会は、新庁舎建設に向けた重要な一歩を進めることとなった。今後の取り組みが期待される。