令和4年6月2日、鶴ヶ島市議会定例会が開かれ、重要な議案が検討された。
議案第29号と第30号は、商業地における固定資産税の負担調整の特例に関連し、質疑の後、いずれも承認された。杉田恭之議員は、特例の施行理由について確認を求め、丸山昭義総務部長は、コロナやウクライナ情勢の影響を挙げ、税負担を5%から2.5%に減少させた背景を説明した。
さらに、議案第31号の固定資産評価員の選任については質疑がなく、迅速に同意されることとなった。議 谈第32号および第33号の市税条例の改正に関する議案では、関連性を考慮し質疑が行われたが、最終的に両案とも委員会に付託されることが決定された。
議案第34号の令和4年度一般会計補正予算については、新型コロナウイルス感染症に関する対策を主眼に置いた質疑が行われた。金泉婦貴子議員は、臨時交付金の活用について強調し、即時の実施が求められた。袴田健総合政策部長は、具体的な取り組みを進める意向を示した。
議案第35号については、質疑が無く、同様に委員会への付託が決まった。また、各議案において、即時対応の重要性が議員から強調され、市民生活応援の観点からも、新たな挑戦としての財源確保が求められている。