令和元年第3回小川町議会定例会では、様々な重要なテーマについて議論が交わされた。特に、持続可能な開発目標(SDGs)達成への参画や地域の子育て支援についての質問が注目された。たとえば、髙瀬勉議員は、持続可能なまちづくりを強調し、町の姿勢を確認した。加えて、ココットを拠点とする子育て支援の充実を求めた。
髙瀬氏は、持続可能な開発目標(SDGs)の重要性を強調し、「町としてSDGs達成への取り組みを進める必要がある」と述べた。さらに、具体的な施策として、各種計画にSDGsの観点を取り入れることを求めた。
また、「ココ」から「もっト」ハッピーな子育て・子育ちの支援に関しても活発な意見が交わされた。髙瀬氏は、地域に新たな子ども食堂の設立や、教育相談の場をココットに移すことを提案し、支援の拡充を求めた。
防災に関する質問も多く、自然災害発生時の対応やハザードマップの効果的な周知方法が議論された。櫻井広防災地域支援課長は、「災害時の迅速な情報共有を大切にしている」と述べ、災害への備えの必要性を強調した。設置されている地域別防災カルテや、ハザードマップの整備状況の確認が求められた。
地域の自主防災組織も注目され、役割を果たすための活動に対する町の支援が期待されている。特に、地区による防災訓練の実施状況が共有され、地域コミュニティとしての協力が重要であると再確認された。
一方、安心して暮らせる町づくりを目指し、町民との対話を大切にする姿勢が確認された。今後、広聴活動を強化していくことが求められ、町民の声を直接聞く機会が増えることが期待されている。議員たちの発言からは、町の安全対策や防災体制が住民にとって重要であるとの意識が強く伝わった。町として継続的なサポートを行い、地域の声を反映させた施策が必要とされている。