令和3年鴻巣市議会定例会では、教育や行政の重要な課題が議論された。例えば、教育行政における学校の働き方改革について、金澤孝太郎議員は「働き方改革基本方針」を基に、本市の取組の現状とその課題について質問した。これに対し、齊藤隆志教育部長は、教職員の負担軽減が喫緊の課題であると認識し、ICT機器の導入、業務の効率化を進めていると述べた。
教育改革の具体的な道筋として、埼玉県のガイドラインを参考にしつつ、本市独自の施策として教職員の長時間勤務を改善する努力を重ねているとの説明があった。さらに、教育委員会は国の基準を参考にし、教職員の勤務状況の把握を行い、小中学校でのICTの利用促進に努力していることも要点の一つであった。