令和元年第1回北本市議会臨時会が、令和元年5月20日に開催された。
議題には、議長や副議長の選挙をはじめ、各議会の議員の選任、そして重要な条例の改正についての議案が含まれている。
最初に、議長の選挙が行われ、滝瀬光一議員が当選した。議長に就任した滝瀬議員は、議会運営の公正、公平さを強調し、円滑な議会運営を行う意向を示した。
次に、副議長の選挙では、保角美代議員が当選し、役割を担うことになった。特に、保角議員は市民福祉の向上に取り組む姿勢を強調し、議会の信頼に応える意気込みを示した。
議会では、常任委員会の委員も選任され、各委員会へメンバーが割り振られた。中村洋子議員、今関公美議員など、議員の役割分担が進められ、議会運営が円滑に進められる見込みだ。
議長及び副議長の選任後、第24号から第29号までの議案について、専決処分の承認や税条例改正、市長の選任を行った。特に、人口減少や財政問題に対応するための施策が示されたことが注目された。
市長の提案理由説明では、市の未来を見据えた政策が語られ、税条例の見直しや福祉施策、さらには災害対策の必要性が訴えられるなど、議会には多くの課題が山積している。
最後に、監査委員の選任も行われ、工藤日出夫議員が指名され、その就任挨拶で監査の重要性を認識した。今後の市政運営に対して、住民への透明性と信頼感を高める必要が求められている。
この臨時会では、議案がすべて可決され、議会の運営および行政の一元管理が進められる道筋が示されている。議会の機能強化が今後の重要なテーマとなるだろう。