令和5年11月29日、北本市議会は第4回定例会の第6日目の会議を開催した。
本日の議題には、令和5年度一般会計補正予算の第6号やその他の重要議案が含まれている。
特に、議案第77号に対する質疑が多くの議員から行われた。
桜井 卓議員(11番)は、ふるさと納税寄付額の根拠について質問した。
福島 弘行政策推進部長は、寄付状況は10月末時点で4億8,000万円を超えており、前年度比40%の増加であると回答。
この増加を基に、30%の見込みで3.3億円の増額を予算に盛り込んでいるとの説明があった。
さらに、桜井議員は、寄付額の増加が影響する要因、特に9月の駆け込みの存在にも言及した。
福島部長は、9月時点では前年の350%の増加が見られ、それに基づいて12月も高い寄付が見込まれると述べた。
その後、議案第77号に対する討論が始まり、毛呂 一夫議員(2番)が賛成の立場で意見を述べた。
毛呂議員は、追加補正が適切であるとの評価を示し、前年からの寄付額の増加を強調した。
賛成討論に際し、議案が全員賛成のもと可決されたことが報告された。
また、議案第71号では、北本市の行政組織条例の一部改正が議論され、子育て支援課と保育課の統合が提案されている。
桜井議員は、部をまたいだ連携の重要性についても触れ、具体的な連携手法についての質問が続けられたが、福島部長は、まだ具体的な手法は検討中であると回答した。
その他の議案についても複数提起され、各議案はそれぞれ適切な委員会に付託された。
特に議請第6号、核兵器禁止条約に関する意見書提出の請願は、今後の議論が期待される。