令和4年第1回伊奈町議会が3月2日、ロシアによるウクライナ侵攻に対する抗議決議を可決した。
本議会において提示された議第1号議案は、地域としての立場から国際社会に対するメッセージを明確に表明するものである。佐藤弘一議員が提案したこの決議案は、ロシアの侵攻が国際法の重大な違反であり、ウクライナの主権を侵害していると指摘した。
佐藤議員は、ロシアによる行為が国際秩序の根幹を揺るがすものであると強調した。侵攻への抗議を表明し、軍の即時撤収と国際法の遵守を求める意義を議員たちに訴えた。質疑および討論の結果、議案に対する反対意見は出ず、即時に討論を終え、採決が行われた。
議会として得られた意見は一様に抗議決議に賛同するものであり、全員賛成で可決された。この決議は、伊奈町が国際問題に対しても関心を持ち、発信していく姿勢を示す重要な一歩となることが期待される。言及された議案は原案通り可決され、文言や整理に関しては議長に一任されることとなった。
本日の会議は、採決をもって全日程を完了し、散会されることとなった。議員は、その活動を通じて町の未来のために重要な意思表示を行ったことを再確認した。