令和4年第5回伊奈町議会定例会が、11月29日に開催された。議事では、多数の議案が上程され、それぞれの審議が行われたことが報告された。
最初に、会期が本日から12月13日までの15日間に決定されたことが述べられた。続いて、町長による行政報告が行われ、令和3年度決算及びコロナ関連の対策などが報告された。
特に注目されたのは、認定第1号から第7号の議案に関する討論である。
村山正弘決算特別委員長は、歳入歳出決算認定について詳細な報告を行い、議員たちから質疑が集中した。歳出面では、特に医療及び福祉関連の施策について多くの質問が寄せられ、町長と執行部も真剣に回答する姿勢が見られた。
また、町長提出議案の中でも、補正予算が重要な位置を占めている。石田勝夫企画総務統括監が、令和4年度一般会計補正予算について説明を行い、価格高騰に対応するための対策として、各種助成金が提案されたことが強調された。
続いて、諮問第2号及び第3号、さらには町長推薦の人権擁護委員候補者に関する議案についても、全ての議案が賛成多数で可決され、町の今後の人権問題への取り組みが期待される。
その他、第70号議案では、議員報酬等に関する改正が行われ、職員や議員の報酬が引き上げられる予定であることも報告された。これにより、町の職員及び議員の士気向上につながることが期待されている。
様々な決算及び補正予算の議案が可決される中、町長からは引き続き地域の発展に向けた協力を求める発言があり、町議会のまとめとして、今後の議論、高齢者や子育て支援などにおける予算の使い方が重要であることが確認された。議会の最後には次回会議の日程も発表され、議論は次回へと続いていくことが示された。