令和2年3月4日、ふじみ野市議会において生活・福祉分科会が開催された。主な議題には、令和元年度及び令和2年度の各種予算案が含まれ、各委員から活発な質疑が行われた。特に、福祉や医療に関連する歳入や歳出についての詳細が議論された。
議題の一つである令和元年度補正予算（第9号）では、介護や医療支援が強調された。西 和彦委員は、一般会計補正の中で滞納分の増額について意見を述べ、促収活動の成果を評価した。保育課長の小川 正樹氏は、収納率が大幅に向上し、滞納が減少していることを説明した。
また、令和2年度一般会計予算に関する質疑も行われた。民部佳代分科会長は、国と県からの支援を受けて新たな福祉事業が行われていることについて言及。特に、障がい者福祉の取り組みや高齢者福祉、包括的な医療サービスの改善についてが焦点となった。多くの委員が具体的な改善案や各事業の実績について質問し、行政側からは具体的なデータが示された。
さらに、子育て支援策としての保育所や放課後児童クラブの運営状況についても確認があった。大塚 昌利子育て支援課長は、地域のニーズに応じた質の高い保育の実施を心がけていることを強調。特に、保育士の確保と育成に関して今後の施策を適切に検討している点が語られた。