令和6年3月6日、竹富町第2回定例議会が開催され、重要な議案が数多く提出された。
本議会では、国民健康保険に関する条例改正が大きな焦点となった。これは経済情勢の変化に伴い、保険料の負担増が予想され、町民への周知方法が問われた。議員の質疑に対し、健康づくり課長の南風原聡子氏は、パンフレットやホームページによる広報をおこなうと説明した。国民健康保険には所得に応じた負担が求められ、負担意識を高めることが目的とされている。
また、介護保険条例改正についても言及があり、福祉支援課長の新さとみ氏はその改正内容に関し、具体的な情報を提供した。特に、ホームページ上の情報更新についての課題が指摘され、前回の改正情報が古いままであることが問題視された。議員からは、速やかなシステムの更新が求められた。
フルタイム及びパートタイムの会計年度任用職員に関する条例改正も検討され、その際に勤勉手当の増額が話題に上った。総務課長の田代仁氏は、195名が対象になるとし、この制度は町の財政にも影響を与える重要な変更であると強調した。
以上のように、竹富町議会では多岐にわたる議案が議論された。特に住民負担に関わる政策が多く、各議員が町の現状に深い関心を示していることがうかがえた。今後も町民にとって有益な施策が進むことが期待される。