令和4年1月27日、南城市議会は臨時会を開会した。
市長の瑞慶覧長敏氏は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、市民への支援策を強調した。
特に、令和3年度南城市一般会計補正予算として提案された議案第1号は、新型コロナウイルスの影響を受けた子育て世帯への臨時給付金に焦点を当てている。
本補正予算は、歳入・歳出総額がそれぞれ283億5,013万9,000円に達する。この中には、住民税非課税世帯への臨時給付金支給事業や、県外からの保育士誘致支援が含まれていると副市長の新屋勉氏は説明した。具体的には、非課税世帯に対し1世帯当たり10万円を支給し、保育士確保を目的とした皆さまのご協力を求める狙いがある。
さらに、質疑応答が行われた中で、仲間光枝議員は、非課税世帯への給付金支給に関する具体的な判断基準について質問した。
福祉部長の城間みゆき氏は、対象者への通知が2月中旬を予定しているとした。
また、困難な状況にある市民への支援が重要であることを訴えた。
補正予算の中には、助成金やその他の支出の項目として、保育士確保の為の助成金なども加わっている。
しっかりとした報告が求められ、その結果が議会でどう扱われるかが焦点となった。
市民の声に耳を傾け、必要な支援を提供する姿勢が求められる。
今回の補正予算案は全会一致で可決され、議長の国吉昌実氏は、必要な手続きの整理を議長に委任した。
南城市においては、今後も新型コロナウイルス感染症対策を徹底していく重要性が強調される。