本日、令和5年第449回宜野湾市議会定例会が開催され、市の各種施策に関する一般質問が行われた。
特にフレイル対策や高齢者保健福祉計画についての質問が目立った。岸本一徳議員は、「フレイルや介護予防に向けて具体的な施策が求められる」と主張した。また、部長は「現行の介護予防教室などでフレイル予防に尽力しているが、さらなる強化が必要との認識を持っている」と答弁した。
さらに、沖縄の高齢者が直面している問題として、関節疾患や骨折、転倒などが挙げられ、それらが要介護の要因の約4割を占めることから、フレイル予防は喫緊の課題と近年の調査結果を受けて市の看過できぬ問題である。
交通安全に関する質疑では、特定の交差点において事故が発生していないことが報告され、指導部長は交差点での事故防止対策についての詳細を説明。訪問者や市民による看板やカラー舗装の設置が強調され、多方面からの協力が重要であるとの認識が示された。
また、女性デジタル教育についても言及があり、国が進める女性活躍推進交付金を活用し、デジタル人材育成が計画される中で、具体的にどのように施策を展開するかが問われた。市民経済部長は「ニーズ調査を通じて方針を定めていく」と応じた。
最後に国立自然史博物館の誘致について言及があり、沖縄県が中心となって進めるこの取り組みへの市の連携が求められ、今後の進展に期待する声が上がった。