令和5年6月、津山市議会は定例会を開催し、重要な議題が取り上げられた。
まず、議案会第6号「田邑・一宮地域の太陽光発電事業に係る調査特別委員会の設置について」が上程された。津山市議会議員、河村 美典氏はこの事案の不可解な報道に対して市の名誉回復のために特別委員会を設置することが必要であると提案した。これに対して一部議員からは、設置理由が偏っているとの反対意見も上がった。
次に、松本 義隆議員に対する議員辞職勧告決議についても議論された。河村 美典議員は、松本議員が有罪判決を受けたにも関わらず、市民の信頼を損なう行動が続くことへの懸念を示した。一方で、松本議員は無実を主張し、議席を守る姿勢を示した。この件に関する討論は激しく、賛成多数で決議案は可決された。
なお、令和5年度の一般会計補正予算(第3次)も提案された。この予算案は公的サービスの充実を目指し、市民の生活向上に寄与するために提出された。市長、谷口 圭三氏は、この予算が津山市の経済基盤の強化に役立つことを強調した。