令和3年5月11日、津山市議会臨時会が開催された。会議では新たな議長と副議長を選出し、重要な議案が審議される。
議長に当選したのは津本辰己議員で、岡安謙典前議長が辞職したことに伴う選挙の結果だ。津本議長は就任挨拶で、「厳しい状況を乗り越え、希望あふれる未来を切り開く」と市民への約束を強調した。
この臨時会では、津山市議会広報調査特別委員会規程の改正と、津山市議会高等教育機関のあり方に関する調査特別委員会の設置も決議された。西野修平議員は「質の高い教育のために、高等教育機関の機能を見直す必要がある」と述べた。
その他にも、常任委員会や議運委員会の閉会中の調査事件付託が行われ、継続的な調査を実施することが確認された。議会の動向を注視する意義がここに表れる。
また、選挙の結果、津山市議会副議長には中島完一議員が選ばれた。中島議員は「責任を果たすため全力を尽くす」と意気込んだ。
市の課題に対して、議会は昨今の厳しい情勢を鑑み、迅速な対応が求められる。有効投票数は28票中27票であり、無効票は1票だった。議会は今後も地域発展と市民福祉の向上を目指す。
最後に、市長の谷口圭三氏は、厳しい財政状況と新型コロナウイルス対応に触れつつ、さらなる協力を呼びかけた。市民の負託に応えるため、全力を尽くす姿勢が強調された。