令和2年7月29日、瀬戸内市議会の臨時会が開かれた。
出席議員17名のもと、各議案が上程された。この臨時会では、令和2年度一般会計補正予算と水道事業会計補正予算が中心議題となった。
まず、議案第60号、令和2年度瀬戸内市一般会計補正予算は、歳入歳出の総額に約3億3千万を追加することを提案した。財務部長の尾副幸文氏は、「新型コロナウイルス対策として、前島を含む光ファイバー整備や地域経済の分析などが含まれている。」と説明した。
次に議案第61号、水道事業会計補正予算についても説明が行われた。上下水道部長の松本孝之氏は、「新型コロナウイルス感染症による減収世帯を支援するため、家事用および営業用の水道基本料金を9月から4カ月分減免する。」と述べた。
質疑の時間には、議案の内容についての質問が交わされたが、議会運営委員会での詳細な審査を受けているため、特に新たな疑問は上がらなかった。最終的に両議案は予算常任委員会に付託され、審査が行われることとなった。
常任委員会では、両議案とも全会一致で可決の報告が上がり、議長の日下敏久氏は「異議なし」と認めた。議案第60号及び第61号はそれぞれ可決された。
この臨時会においては、議案に関する熱心な議論が行われ、今後の施策に対する議会の姿勢が示された。施策の円滑な実施が期待されており、市民に対する影響に対する関心も高まることが予想される。