令和2年5月22日、里庄町役場にて第3回臨時会が開催された。
出席議員は10名で、定足数が満たされ、会議が正式に開始される。加藤泰久町長が挨拶し、岡山県の緊急事態宣言解除を受けた町の対応を述べた。また、コロナに配慮した新たな生活様式の取り込みが進められることが示唆された。
会議は、専決処分の承認を求める議案第24号から始まった。この案件は、新型コロナウイルスによる納税者への影響緩和を目的としたもので、税制改正に関する緊急措置が含まれる。村山達也町民課参事が提案理由を説明した後、質疑は行われず、討論も同様であった。議案は全員賛成のもと承認された。
次に議案第25号が上程された。この議案は災害情報伝達手段の整備に関するもので、加藤町長により詳細が説明された。具体的には、各家庭に戸別受信機を設置し、災害時には自動で情報を配信するシステムが提案されている。質疑や討論は行われず、これも原案通り可決された。
最後に議案第26号の水道事業会計補正予算が議題として上がった。竹内伸夫上下水道課長が、新型コロナウイルスの影響による水道料金減免に伴う収入減の内容を説明した。また、具体的な金額や内訳についても言及された。これに対しても質疑はなく、賛成 unanimousのうちに可決された。
議会は短時間で全議案を審議し、全て承認された。会議は午前10時30分に開会し、10時47分に閉会した。